なぜ、WEB業界30年目の会社が「音楽エンタメ業界」特化の転職支援・人材育成を行うのか。

2024.06.24

ワンゴジュウゴ×SNS×音楽エンタメ業界

「ワンゴジュウゴが、なぜ音楽エンタメ業界に特化した転職支援・人材育成を行っているのか」
という質問をよくいただきます。

きっかけは、元大手音楽エンタメ企業に20年ほど勤めていたスタッフが参画したことでした。
これを機に、音楽エンタメ業界において「SNS/Webマーケティングの知識をもつIT人材が圧倒的に不足している」という大きな課題を知りました。

ワンゴジュウゴは今年で創業30年。デジタルの力で課題を解決するエキスパート集団です。
Web業界で長年培ったITスキルとノウハウ、マーケティングやSNSに関する実績が豊富にあります。

このノウハウを活かして「音楽エンタメ業界で即戦力となり得る優秀な人材の育成と採用に貢献し、業界を活性化させる」ことを目的に、2019年に音楽エンタメ業界に特化した転職支援「エンターズ」（※1）を発足させました。

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（※1）

エンターズとは「音楽エンタメ業界に特化した転職支援」を行う、エージェント型の人材事業です。

「エンターズ」▶　https://enters-job.com/
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誰もがSNSで情報収集する時代になった今、SNS/Webマーケティングに長けた人材の有無が企業の発展を左右します。

デジタル化が進む音楽エンタメ業界においても同じ流れが生まれており、人事部から直々に以下のようなご相談をいただくことが多くなっていきました。

　・業界のデジタル化が進む中、ソーシャルメディアやオンラインプロモーションの知識を持つ人材が少ない。
　・自社内での教育制度が整っていない。

業界では「デジタルに強く、若くて優秀な人材が欲しい」という声が年々増加しています。

人材を紹介するだけではなく、早い段階から即戦力となる人材育成を行わなければ根本の課題は解決されないのではないか。

そう考え、今後の業界を担う学生・若者に向けて「SNS/Webマーケティング」に関する教育コンテンツの提供を始めました。

音楽エンタメ業界でSNS/Webの知識を持つ人材が重要になった背景

さて、ここで大手音楽エンタメ業界における求人の募集要項をご覧ください。

共通して業務内容に「SNS運用」が挙げられることにお気づきでしょうか。
数年前までは、採用情報の中にこれらの業務が含まれることはほとんどありませんでした。

（※音楽エンタメ業界に特化した転職エージェント「エンターズ」保有求人情報より抜粋）

なぜ、音楽エンタメ業界の就職・採用情報に「SNS」に関する業務が登場するようになってきたのか。

それには２つの理由があります。

１つ目は「情報発信の手段が大きく変化した」ことです。

スマートフォン、タブレットの普及により、誰もが自分の好きなタイミングで情報収集ができるようになりました。
それに乗じて音楽エンタメ業界全体も、ライブや番組出演の宣伝に留まらず、動画コンテンツとして舞台裏やプライベートをSNSを通じて発信することが当たり前になりました。

また、発信コンテンツがあふれる現在、ライバルと差をつけ認知拡大を行うためには「ファンの巻き込み（今後ファンに育つ可能性があるユーザーを含む）」が非常に重要です。
さらには、リスクや炎上と隣り合わせの情報発信には、専門的な知識が欠かせません。

こういった情報発信手段の変化を受け、SNSの専門的な知識が求められるようになりました。

２つ目は「業務範囲が大きく変化した」ことです。

アーティスト本人ではなくマネージャーがSNSを運用するケースも多くなりました。
しかしながらSNSを活用した情報発信は、リスクや炎上と隣り合わせのため専門的な知識が欠かせません。
ライブ制作のディレクターも、常にSNSで情報発信を行い集客や認知向上に取り組むようになりました。
さらにマネージャーやA＆R職は、アーティストのプロモーションや売り出しだけでなく発掘までもSNSを中心に行うようになり、今やSNSをきっかけに大ヒットするアーティストも少なくありません。

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