JavaScriptってどうやって勉強すれば良いの?脱初心者のための参考書籍5冊をご紹介!
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こんにちは、フロントエンドエンジニアの土樋です。
私は元Flashエンジニアで、スクリプトといえばActionScriptを使うことが主でした。
その当時は「FlashでなければWebにあらず」などと勘違いしていました。ごめんなさい!
ご存知の通りFlashが残念なことになってしまい(泣)、それまであまりしっかりと勉強していなかったJavaScriptをメインに使わなければならなくなりました。
ActionScriptに慣れていた私は、JavaScriptの言語仕様が難解に思えて(とくにオブジェクト指向まわり)何度か挫折しかけました。
そんな中、いくつかの書籍が私のJavaScriptアレルギーを克服させてくれました。
今回は、私が読んできたJavaScript書籍の中で、初心者を脱出して中級者に向かうために適していると思うものを5冊紹介したいと思います。
改訂新版JavaScript本格入門 ~モダンスタイルによる基礎から現場での応用まで
山田 祥寛 (著)
商品説明にあるように、日本で1番売れているJavaScript本ということで、JavaScriptの基礎を勉強したければこれで決まりじゃないかな?と思います。
2016年に改訂版が発売されて、ECMAScript2015での記述も丁寧に紹介されています。
著者山田祥寛氏の書籍はどれも初心者に分かりやすく説明しているものが多い印象があります。
これから学ぶ JavaScript
齊藤 新三(著)、山田 祥寛(監修)
こちらは2018年7月に発売されたばかりの書籍ですが、山田祥寛氏が監修しているということもあり、本格入門同様分かりやすい作りになっています。
3人の登場人物(先生、先輩、後輩)が会話しながら説明が進んでいくので、会話を楽しみながらJavaScriptを学んでいくことができます。
ECMAScript2015での説明が主ですので、最新の仕様を学習したい方にもおすすめです。
開眼! JavaScript --言語仕様から学ぶJavaScriptの本質
Cody Lindley(著)、 和田 祐一郎(翻訳)
ある程度基礎を学習した後は、この本でオブジェクトを中心とした言語仕様について触れることをおすすめします。
本書のサンプルコードはシンプルで読みやすく、解説が本質を突いているためJavaScriptのことが分かったような気分になります。
オライリー本としてはそれほどページ数が多くなくコンパクトなのも良いです。
この本を読み終えたら、タイトルの通り開眼することができかもしれません(笑)。
JavaScript 言語仕様入門: 井上のJavaScript:プロトタイプチェーン、プロトタイプ継承、即時関数、クロージャ等を学習
井上 信幸(著)
この本の表紙に騙されてはいけません(笑)。
プロトタイプチェーン、プロトタイプ継承、クロージャ等が非常に分かりやすく解説されています。
値段がもの凄く安いのも良心的で良いです。
表紙が表紙なのであまり誰にもすすめずに一人でこそこそと読んでましたが、この機会にご紹介させていただきます(笑)。
ブレイクスルーJavaScript フロントエンドエンジニアとして越えるべき5つの壁 --オブジェクト指向からシングルページアプリケーションまで
太田智彬(著)、田辺丈士(著)、新井智士(著)、大江遼(著)、株式会社アイ・エム・ジェイ(著)
上記書籍等で基礎、言語仕様について学習した後に、それをどうやって実践で使えばよいかを教えてくれる本です。
オブジェクト指向の解説は抽象的な解説をしているものが多い中、この書籍はサイトにどう組み込めば良いのかを実践的に解説しているので参考になりました。
ブレイクスルーという言葉には「突破」「打開」「解明」という意味があるようですが、この本を理解すればきっと初心者を突破することができることでしょう。
まとめ
ネットで技術情報が得られる時代にあっても、書籍を読むことは体系的な情報を得るためにとても有効だと思います。
ご紹介した書籍を読んで開眼したり、ブレイクスルーな感覚を味わってもらえたらうれしいです!