5分で振り返る!2014年のWeb関連ニュース
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こんにちは。マークアップエンジニアの近藤です。
2015年最初のコラム更新ですがあえて昨年を振り返り、2014年内にあったWeb制作に関係するニュースをまとめてみました。
2014年のWebニュースふりかえり
IE6のサポート終了
2001年に発表され、根強い人気を誇っていたWindowsXPがサポート終了となりました。
それに伴って、IE6のサポートも終了。閲覧条件がIE8以上のサイトが標準となりました。制作の現場では、IE6の仕様に悩まされてきた方も多いと思います。
また、2014年8月にマイクロソフトが、IE8のサポートを2016年1月12日で終了すると発表しました。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1408/08/news058.html
それ以降は『そのOSでインストールできる最新バージョンのブラウザ』がセキュリティアップデートの対象となるそうです。現在もIE8は比較的高いシェアを誇っていますが、約1年後にサポート終了ということで、また対策を迫られそうです。
iPhone6、iPhone6 Plus 発売
発表と同時に、その大きさで話題となった2種。すぐに機種変更された方も多かったのではないでしょうか。
とにかく『デカい』の一言で埋め尽くされた感じがありますが、上記2種の発売と同時にiOSもアップデートされ、iOS8となりました。
このiOS8から、iPhoneでWebGL(3Dコンテンツ)の表示が可能となりました。
Android端末では既に一部の機種で対応していましたが、iOS端末で表示できるようになったので、これからそういったサイトも増えるかもしれませんね。
HTML5がW3Cの勧告として公開
以前から使われていたものではありますが、HTML5が正式勧告となりました。
http://www.w3.org/2014/10/html5-rec.html.ja
これによって仕様が確定したので、あとは各ブラウザの対応状況を見ながら使っていくことになります。
ブラウザの対応状況
http://caniuse.com/#cats=HTML5
jQueryの命名方法が変更
http://sourceforge.jp/magazine/14/10/31/153200
JavaScriptのライブラリ『jQuery』が次期バージョンから命名ルールを変更するとのことです。
今までの1.X系(IE8などの古いブラウザに対応したもの)がjQuery Compat 3.0、
2.X系(古いブラウザに対応しないかわりに軽量化したもの)がjQuery 3.0となります。
まだリリースはされていませんが、今後利用していく際にはちょっと注意が必要ですね。
スマホ向けサイトに関するニュース
最後はスマートフォン向けサイトに関するあれこれです。
2014年アドテク広告市場は2,258億円/2015年にはスマホ広告がPC広告を上回る見込み
http://markezine.jp/article/detail/20826
スマホでネット通販を利用するユーザーがパソコンを上回る
https://netshop.impress.co.jp/node/813
40~50代での利用者が急増
http://markezine.jp/article/detail/21122
調査結果でも出ているように、今やWebはPCよりもスマホでアクセス、という時代になってきているようです。
Googleも検索結果の画面に、そのサイトがスマホに対応しているか否かの表示をするようになりました。
Googleが検索画面に「スマホ対応」の表示をするように
https://www.suzukikenichi.com/blog/google-displays-mobile-friendly-labels-in-mobile-search-results/
また、検索結果からトップページではなく、直接下層のコンテンツにアクセスする機会が増えています。
これからはスマートフォン対応と共に、コンテンツの充実も図っていきたいですね。
まとめ
2014年を駆け足でまとめてみました。
個人的には、大きな変化はなかったように思う1年でしたが、これからはモバイルを中心にどんどん新しい技術が
取り入れられていくようになると思います。
2015年はどのような技術が新しくお目見えするのでしょうか。今から楽しみです。