いま話題の「ネイティブ広告」って何?

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こんにちは、お盆休みの最終日に文章をまとめておりますデザイナーの岡田です。
寝て起きてご飯を食べてスマートフォン、寝て起きてご飯を食べてスマートフォン。
そんなWebデザイナーの模範的休日を満喫している最中、随所に見受けられる気になるキーワード「ネイティブアド」。
今回は少なからずこの道のプロとして、最低限の説明が出来るように調べてみました。

ネイティブアドってなに?

ユーザーに広告と意識させる事なく自然な印象で「商品」に興味をもたせる広告媒体のことです。
ストーリー仕立てのCM、インタビューや特集の形式で書かれた記事等が該当します。ユーザーにとって価値のあるコンテンツを提供することで、ユーザーの興味・関心を惹きつけ、広告を押しつけがましくないように見せることで、クリック率を上げる効果があります。
コンテンツと広告の垣根が意図的に設けられていない為、コンテンツと広告の一体感がユーザーの感動を呼び、バナー広告より2~5倍の利益があがっているという実例があります。

出典:「ネイティブアドがオーディエンスの心を動かす理由 | インフォバーン」

しかし、スマートフォンのアプリ等に多様されているネイティブアドの中には広告主や制作者の意図が明確でなく、コンテンツなのか広告なのか一見して判断がつかないような、明らかに溶け込んでいない下手な広告も存在します。このような広告はユーザーのストレスや混乱を招く原因となり、問題視され始めています。

そういった中、今月8月に一般社団法人インターネット広告推進協議会(JIAA)が「ネイティブアド研究会」を発足し、ガイドラインや概念を定義させる運動がはじまりました。

ネイティブアド研究会を発足・8月から活動開始へ

ネイティブアド研究会を発足・8月から活動開始へ

同会による研究会の開催やガイドラインの策定を通じ、広告主、媒体社、プラットフォーム事業者およびユーザーへ、ネイティブアドの正しい理解と市場の健全な育成が進めば、もっとスマートで興味がわく広告が広がっていくのではないかと期待しています。

デザイナーとしても自然とクリックしたくなるような、ナチュラルで魅力的なデザインを追求していければと感じるきっかけになりました。

CV率を上げるボタンのデザインについてのコラムはこちら。