優勝賞金なんと史上最高、35億円!ブラジルW杯のお金事情
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今月の12日よりワールドカップブラジル大会が開幕しました!
サッカーファンはもちろん、たくさんの人たちが会社仲間、ご友人と一緒になって盛り上がっていることかと思います。
そこで、今回は意外と知られていないワールドカップのお金事情について調べてみました。
賞金総額は史上最高、優勝すれば35億円!
Photo:Vector Open Stock
昨年12月にFIFA(国際サッカー連盟)が発表した、今回のブラジル大会の賞金総額は約5億7,600万ドルで、前回の大会より約1億5,000万ドル増えているそうです。
優勝国の賞金に関して言えば、3,500万ドル(約35億円)にものぼります。準優勝では、2,500万ドル、3位では、2,200万ドルと賞金金額は年々高騰しています。
年々高騰する賞金総額からみえる背景
ワールドカップにおけるFIFAの収益はテレビの放映権とスポンサー契約料が大半を占めています。その額は2002年大会から急騰し、日本国内でのテレビ放映権も年々高騰しておりテレビ業界は紛糾しているそうです。
1998年大会では日本国内の放映権は6億円でしたが、今大会は約400億円とも推定されています。今大会では金額が高騰した末にスカパー!が中継を断念し、NHKと民放が引き続き放送を行なうという結果になりました。
出典:どうなる?ブラジルW杯テレビ中継(日経ビジネスオンライン)
まとめ
ワールドカップの賞金の高騰背景には、このようにFIFAの収益の問題が潜んでいました。今回、賞金背景を調べてみることで、賞金が上がることで話題になる反面、テレビ業界のように苦難に陥っている一面もあることを知りました。
ワールドカップという大きなスポーツを『スポーツビジネス』という別の角度からみると、見え方が変わり、問題がみえてきました。今後は改めて物事を多方面からみることをさらに大切にしていきたいと思いました。