スクラッチ開発
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日文OCRサービス

クライアント日本文教出版株式会社様

公開日2024/03

  • 設計
  • UI/UX設計
  • デザイン
  • コーディング
  • システム開発
  • 運用
  • 保守
  • サーバ構築

AWS利用アプリケーション

  • S3
  • RDS
  • ECS Fargate
  • CloudFront
  • CodePipeline
Issue

課題

日本文教出版様より、OCR(光学文字認識機能)を使用した新サービスの開発をしたいと相談をいただきました。
学校で教師の方が生徒の学習ノートに書き込んだ内容をOCRで読み取り、テキストとして管理できるようにしたいとのこと。まずは小学校教科書の道徳ノートに対応したサービスを開始したいと、使用するOCRエンジンの精度調査からご依頼いただきました。
OCRサービスでは「管理者サイト」「学校管理者サイト」「教師用サイト」の3サイトを制作しています。
Suggestion

ワンゴジュウゴからの
ご提案

まずは実際のノート撮影画像を使用し、読み取り精度調査レポートを作成しました。
どのような条件で読み取り精度が向上するかを調査し、その結果を基にサービスの在り方を決定しました。
利用者が学校現場のどの場面で、どのように使用するか、を考慮しながら設計しています。
Process

制作過程・フロー

  1. サービスの在り方から共に考える

    選定したOCRエンジンを基に、サービスの設計段階から日本文教出版様と協力してどんな機能が必要かを共に考えました。
    利用者が直面する課題やニーズに焦点を当てることで現場の業務効率化に役立つサービスになるよう意識しています。
    ・サービス利用ライセンス管理
    ・学校・教師管理
    ・利用レポート画面
    なども設計しています。
    利用者側と管理者側の両方の視点を考慮した設計が必要だったため、検討事項は多岐に渡りました。

  2. OCRサービスの満足度向上への取り組み

    利用者の満足度を得るためには、OCRサービスの読み取り精度を向上させることが不可欠でした。
    システム側では、道徳ノートのレイアウトをテンプレート化し、OCRエンジン活用と独自ロジックを組み合わせることで、読み取り精度の向上を目指しました。
    また、さらなる精度向上には利用者の協力が必要でした。
    読み取り元となる画像の撮影方法の説明や、OCRサービスでのテンプレート選択を複数ステップに分けた操作感等、わかりやすいUI/UXの検討を重ねました。
    独自ロジックの開発と使いやすさを意識したUI/UX設計により、利用者が使いたいと思うサービスを実現しました。

  3. 今後の拡張性

    ローンチ後はサイトの運用保守を担当しながら、さらに使いやすくするための調整を行っています。
    また、ノートのレイアウトをテンプレート化する手法をとったことで、今後様々な教科にも対応できるようにしています。

ワンゴジュウゴ デジタルコミュニケーション部
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